第8回 春季研究集会

〜地域包括支援体制を担う人材養成の方法を学ぶ〜

日時
2018年3月25日(日)10:30~16:00(10:00 受付開始)
会場
日本福祉教育専⾨学校
(東京都新宿区高田馬場2-16-3)
後援(予定)
ソーシャルケアサービス従事者研究協議会
日本社会福祉系学会連合
参加費
1,000円(大学院生・学生は無料)
※当日、受付でお支払いください。
申込方法
申し込みは2018年3月24日(土)まで。
なお,事前申し込み,当日参加に関わらず参加費は当日の受付にてお支払い下さい。領収書を発行いたします。振込等の事前支払いの手続きはございません。
また電話、FAXなどでの参加申込は受け付けておりません。

趣旨

第8回春季研究集会は、「地域包括支援体制を担う人材養成の方法を学ぶ」というテーマで実施いたします。

ニッポン一億総活躍プラン、我が事丸ごと地域共生社会実現などに基づく新たな福祉提供ビジョンが提起されています。こうした多機関の協働による包括的支援体制の構築にあたって、社会福祉士を始めとする福祉専門職に対して、個別的な支援のみならず、様々なフォーマル、インフォーマルな人材との協働を行うためのコーディネーターの役割・機能を持つことが求められています。

今回の研究集会では、今後の福祉専門職養成教育において、こうした地域包括支援体制を担う人材養成に向けて、どのような教育方法を用いることが必要とされているのか、講演と、協働の技法を学ぶワークショップを通して学ぶ機会としたいと思います。

内容

開会挨拶(10:30~10:40)

第1部〈講演〉(10:40~12:10)
「共創する人材をどう育成するか~東北公益文科大学の取組みから~」

東北公益文科大学は2001年の開学当初から、「公益」をテーマとする教育とともに、大学が地域の一主体となり多様な主体と協働・共創する「大学まちづくり」を進めてきた。そのなかで、2005年より社会福祉専門職(社会福祉士)養成に取組み、また、文部科学省「地(知)の拠点整備事業」(2013~17)においては「地域共創コーディネーター養成プログラム」を推進してきた。

これらの経験をもとに、社会福祉専門職の力量を担保しつつ、地域住民や専門職等と共創する人材を育成するにはどうすればよいのか、市民性、専門性、共創の技法等をキーワードに、ともに考えてみたい。

第2部〈ワークショップ〉(13:20~15:50)
「共創の技法ワークショップ」

講師伊藤眞知子氏
(東北公益文科大学教授・同大学院研究科⻑)

地域共生社会の形成のために、地域における対話の場(ワークショップ)づくりが必要となっている。そこで、対話を促進するファシリテーション、目的に応じて適切かつ居心地のよい場を企画・立案するプログラム・デザイン等のスキルをもち、コーディネートのできる人材が求められているのである。

ここでは、それらの技法について「ともに」体験しつつ、学び合うワークショップを開催する。地域ばかりでなく、職場や専門職連携等でも活用できる技法であり、今後の社会福祉専門職養成教育を議論するうえで何らかのヒントになればと考えている。

講師プロフィール

伊藤眞知子(いとうまちこ)氏
東京に生まれる。上智大学文学部卒業。セツルメントハウス勤務等を経て、上智大学大学院文学研究科社会専攻後期博士課程中退。国立女性教育会館事業課研究員を経て、東北公益文科大学開学時に着任。 東北公益文科大学教授、同大学院公益学研究科長。専門は社会学、女性学。大学と地域をつなぐ「地域共創センター」や「地(知)の拠点整備事業」に関わる。山形県男女共同参画審議会会長、山形県公益認定等審議会会長等。

閉会挨拶(15:50~16:00)

会場アクセス

研究集会パンフレット

第8回 春季研究集会パンフレットのダウンロードはこちら(PDF473KB)

お問い合わせ 入会のご案内

日本社会福祉教育学会事務局

東北公益文科大学 小関研究室
〒998-8580 山形県酒田市飯森山3-5-1
TEL:0234-41-1288
FAX:0234-41-1192

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